2020年09月09日
有田焼が 『生き物』と言われる理由



スープカップのような取っ手が付いているのは
斜めにして焼きます。
知らない人が多いと思いますが
温度が高い有田焼の窯の中では
豆腐のように柔らかくなるのです。
そこで取っ手が付いていたり
土の厚さが均一でないと 重力で 重たい方に土が引っ張られ 歪んだ器が出来てしまいます。
その為 取っ手が付いている方を重力引っ張られないよう
上に向けて斜めにして焼きます。
それで傾斜をつける訳です。
スープカップ 少し楕円になりましたが
無事やきあがりました。
土の質や厚さによって傾斜が要らない時もあります。
窯の中の場所 土の質 土の厚さ 土と釉薬の相性・・・
湿度 温度・・・色々あります。
何十年も携わってきてますが
有田焼は 簡単には作れるものではありません。
本当に『焼き物は生き物』です。その時その時違います。